hanasoを12年続けた理由。他社へ乗り換えなかった4つの決め手

※この記事は、hanasoの継続期間が12年に到達した時点で執筆した記録です。現在は2013年10月27日から約13年、累積2,900時間以上継続しています。

結論から言うと、私は「hanasoがすべての人にとって一番だから」続けたわけではありません。親しくなった講師、hanasoメソッド、12年分の履歴、そして「楽しく英語を話し続けたい」という自分の目的。この4つが合っていたから、他社へ乗り換えませんでした。

私も、ネイティブ講師と話せて、5分から受講でき、レッスン回数が無制限のオンライン英会話に惹かれたことがあります。

一方、hanasoにはフィリピン人講師しかおらず、新しい教材がなかなか増えないことに物足りなさも感じていました。比較記事や口コミを読み、他社への乗り換えを何度も考えました。

それでも申し込みまでは進まず、hanasoを続けています。

この記事では、2014年に約1か月レッスンから離れた失敗、他社に感じた魅力、乗り換えなかった4つの決め手を紹介します。オンライン英会話を続けるか、別のサービスへ移るか迷っている人の判断材料になれば嬉しいです。

最もhanasoを辞めそうになったのは、2014年8月

私が最もhanasoを辞めそうになったのは、始めて約10か月後の2014年8月です。

当時は仕事が激務で、英語力も思うように伸びませんでした。心が折れ、2014年8月1日から9月5日まで、一度もレッスンを受けませんでした。

2014年のhanasoレッスン履歴。8月は一度も受講せず、年間160回にとどまった 2014年のレッスン履歴。黄色が受講日で、8月は一度もレッスンを受けていない

私は建設会社で働く会社員です。社内で英語は必須ではありません。英語を話せれば外国人への対応を頼まれることはありますが、話せなくても日常の仕事は進みます。

そのため、疲れ切った私は、こう投げやりになりました。

英語が話せなくても、仕事はどうにでもなる。もう続けなくてもいいのではないか。

しかし、心の中では「ここで止めたら、英語力は伸びない」と焦っていました。英語を話せるようになりたい気持ちと、もう休みたい気持ちがぶつかっていた時期です。

この頃は、現在のように親しくなった講師もいませんでした。それでも、英語は継続しない限り伸びないと気づき、もう一度hanasoへログインしました。

今なら「あの講師と話したい」という気持ちが復帰のきっかけになります。しかし当時、私を戻したのは、ただ一つ、「継続しなければ何も変わらない」という気持ちでした。

なお、このとき考えていたのは、他社への乗り換えよりもオンライン英会話そのものを辞めることです。その後、学習を続ける中で、他社のサービスにも目が向くようになりました。

他社への乗り換えを考えた理由

私が惹かれたのは、次のような特徴を持つオンライン英会話です。

  • ネイティブスピーカーの講師と話せる
  • 25分ではなく、5分から受講できる
  • レッスン回数が無制限

仕事で帰宅が遅れた日でも、5分だけなら受講できます。回数無制限なら、休日に何度も話すこともできます。ネイティブの発音や表現にも触れられます。

一方、hanasoに感じていた不満は、主に次の2点です。

  1. 講師がフィリピン人に限られている
  2. 長く利用していると、新しい教材が増えないことに物足りなさを感じる

hanaso公式も、講師を「明るく、優しいフィリピン人」と案内しています。これはサービスの特徴であり、ネイティブ講師を希望する人には合わない可能性があります。hanasoの講師紹介(公式サイト・新しいタブで開きます)

私は他社の比較記事や口コミを読みましたが、無料体験や申し込みまでは進みませんでした。そのため、他社の予約の取りやすさや、5分レッスン、回数無制限の実際の使い勝手は比較できません。

この記事で言えるのは、他社よりhanasoが優れているということではなく、魅力的な条件を見ても、私には乗り換える決定打にならなかったという事実です。

それでもhanasoから乗り換えなかった4つの決め手

1.講師が「また話したい人」になった

最も大きな理由は、親しくなった講師です。

長く受講していると、私の仕事、家族、以前に話した出来事まで覚えてくれる講師が増えました。立場は講師と生徒ですが、気持ちとしては友達に近い存在です。

疲れて教材を開く気になれない日でも、「あの講師と少し話したい」と思えば予約できます。雑談だけで25分が終わる日もありますが、その会話が英語を話す機会になり、次のレッスンへつながりました。

私は、お気に入りの講師を何人か見つけて継続する方法を「トモダチ作戦」と呼んでいます。詳しい方法は、講師と友達になる「トモダチ作戦」の記事で紹介しています。

2.hanasoメソッドと復習システムが自分に合っていた

hanasoメソッドは、レッスンで学んだフレーズを翌日以降も繰り返し復習する仕組みです。学んだだけで終わらず、口から自然に出るまで練習できます。

私は約13年前、難しい教材を選んで遠回りした経験があります。その後、hanasoメソッドで基礎から学び直し、瞬間的に英文を作る力を身につけました。

公式サイトでも、復習問題、音声教材、マスターフレーズテスト、進捗の見える化をhanasoメソッドの特徴として紹介しています。hanasoメソッドの説明(公式サイト・新しいタブで開きます)

新しいサービスへ移れば、この学習方法も変わります。私にとっては、目新しい機能より、すでに学習習慣へ組み込まれた復習システムを続けるほうが大切でした。

3.教材が増えなくても、自分で学習を作れるようになった

長期利用者として、新しい教材が増えないことに不満を感じたのは事実です。

しかし、基礎を身につけたあとは、自分でWebニュースを探して教材にするようになりました。講師と記事を読み、内容を確認し、お互いの意見を話します。記事を最後まで読めなくても、会話が盛り上がれば問題ありません。

テキストを受け身で進める段階から、自分の興味に合わせて学習内容を選ぶ段階へ移れたことで、教材の少なさは乗り換えの決定打ではなくなりました。

Webニュースを4,685回受講して作った進め方は、hanasoのWebニュースレッスンの記事で詳しく紹介しています。

4.継続記録と、自分の学習目的が一致していた

hanasoのマイページには、レッスンした日を年間カレンダーで確認できる機能があります。私はこれを「継続カレンダー」と呼んでいます。

私の2025年のレッスン履歴カレンダー。年間683回、ほぼすべての日が黄色で埋まっている 2025年は683回受講。黄色がレッスンを受けた日

ほぼ毎日受講すると、カレンダーが黄色で埋まります。忙しい日も「25分だけ話そう」と思える、小さな動機になりました。

さらに、レッスン履歴には、講師がチャットへ残してくれた単語や表現も蓄積されています。

hanasoのマイページに残っている12年分のレッスン履歴 hanaso内に蓄積された受講履歴やチャット記録

他社へ移っても、身につけた英語力まで消えるわけではありません。ただし、hanaso内に蓄積された履歴や復習の流れを、そのまま他社へ引き継ぐことはできません。

そして、私の目的はTOEICや英検®の数字を追うことではありません。

楽しく英語で会話を続け、その結果として英語力を伸ばす。

この目的と、フレンドリーな講師との会話を続けられるhanasoが合っていました。これが、魅力的な他社を調べても、最後まで乗り換えなかった理由です。

hanasoに残ることが、全員の正解ではない

私はhanasoを続けましたが、全員に同じ選択をすすめるつもりはありません。

次のような目的がある人は、hanasoだけで決めず、他社や専門サービスも比較したほうがよいと思います。

重視すること 検討したい選択
ネイティブ講師と話したい ネイティブ講師が在籍するサービスも比較する
5分など短時間で受講したい 短時間レッスンに対応するサービスも比較する
1日に何度も受講したい 回数無制限のサービスも比較する
TOEICで明確な高得点を目指す 目標点に対応した専門教材や指導を確認する
英検®1級など上位級を目指す 目標級に対応した専門サービスも比較する
楽しく会話を続けたい hanasoの講師や復習システムを試して判断する

2026年8月16日に確認したhanasoの教材レベル表では、上級領域に対応教材が表示されていない部分があります。

hanasoの教材レベル表。TOEIC700点以上の上級領域には対応教材が表示されていない 2026年8月16日に確認した教材レベル表。赤枠は上級領域

現在の公式案内では、「Building TOEIC Skills」は450〜550点、「Developing TOEIC Skills」は650〜750点を目標とする教材です。また英検®二次試験対策は、3級、準2級、2級を想定しています。

そのため、TOEICでさらに高い目標点を狙う人や、英検®1級などを目標にする人は、自分の目標に対応した教材やサービスかを契約前に確認したほうが安心です。TOEIC Skillsの対象レベル(公式サイト)英検®二次試験対策の対象級(公式サイト)

大切なのは、過去の記録がもったいないという理由だけで残ることではありません。今の目的とサービスが合っているかを、定期的に見直すことです。

他社からhanasoへ乗り換えるなら、無料体験で確認してほしい3つ

他社からhanasoへの乗り換えを考えている人は、知名度や料金だけで決めず、無料体験で次の3点を確認してください。

1.hanasoメソッドを使いやすいと感じるか

レッスンで学んだ内容を、自分の生活の中で復習できそうかを確認します。教材を一度進めるだけでなく、繰り返し定着させたい人に合う仕組みです。

2.復習システムを続けられそうか

機能が充実していても、使わなければ意味がありません。画面の見やすさや操作方法を確認し、「レッスン後にも開こう」と思えるかを見てください。

3.講師と話して楽しいと感じるか

講師のフレンドリーさは、一覧表だけでは判断できません。実際に話し、質問しやすいか、間違えても安心できるか、25分後に「また話したい」と思えるかを確認します。

無料体験で完璧な講師や教材を見つける必要はありません。

この講師なら、間違えても話せそう。
この復習なら、明日も続けられそう。

この2つを感じられれば、hanasoを続けられる可能性があります。無料体験前の準備は、hanaso公式ブログ・無料教材3選の記事で確認できます。

まとめ:サービスの豪華さより、自分の目的に合うかで決める

私は、ネイティブ講師、5分レッスン、回数無制限という他社の特徴に何度も惹かれました。hanasoの講師がフィリピン人に限られることや、新しい教材が増えないことに不満もありました。

それでも、次の4つが自分に合っていたため、乗り換えませんでした。

  1. 親しくなり、また話したいと思える講師がいる
  2. hanasoメソッドと復習システムを習慣にできた
  3. Webニュースや雑談で、自分で学習内容を作れるようになった
  4. 継続記録と「楽しく話し続けたい」という目的が一致した

反対に、ネイティブ講師、短時間・回数無制限、TOEICの明確な高得点、英検®の上位級を優先する人は、他社も比較する価値があります。

オンライン英会話選びで大切なのは、「一番機能が多いサービス」ではなく、自分の目的に合い、明日も予約できるサービスです。

hanasoが気になる人は、無料体験を「入会するための試験」ではなく、自分との相性を確認する機会として使ってみてください。


このブログでは、約13年間英語を継続してきた私のリアルな体験を発信しています。