
hanasoのWebニュースレッスンに興味があっても、「英語ニュースは難しすぎないか」「記事を完読できなければ失敗なのか」と不安になりますよね。
私は2013年10月27日にhanasoを始め、2026年8月8日までに合計7,031回、そのうちWebニュースを4,685回受講しました。それでも、最初にWebニュースを選んだのは開始から約5年後です。
この記事では、初心者が始める目安、記事の選び方、25分間の進め方を実体験で紹介します。
先に結論をお伝えします。
Webニュースの目的は、記事の完読ではありません。ニュースをきっかけに、講師へ質問し、自分の意見を英語で伝えることです。
記事を全部読めなくても、講師と楽しく話せたなら、そのレッスンは成功です。
※受講回数と教材履歴は、2026年8月8日時点で確認した内容です。
結論:初心者は6割理解できる記事から始める
Webニュースへ進んでよい目安は、記事へざっと目を通し、6割くらいの内容を理解できることだと私は考えています。
最初の記事は、次の基準で選んでみてください。
- 日本で起きたニュース
- 背景をすでに知っている話題
- スポーツや身近な出来事
- フィリピンに関係する記事
- 見出しを見て、自分が知りたいと思った内容
ニュースをきっかけに講師へ簡単な質問をしたり、短い冗談を言ったりできるなら、十分に挑戦できる段階です。
いきなり政治、経済、医療などの難しい記事を選ぶ必要はありません。実際に受講して難しいと感じたら、hanasoのテキストやNews in Levelsへ戻ればよいだけです。
教材を戻すことは後退ではありません。自分が成長を感じられ、楽しいと思える難易度で続けることが一番大切です。
自分に合う教材が分からない場合は、hanasoのレベルチェックを2回受けた結果も参考にしてください。無料体験前の準備や教材選びは、hanaso初心者向けの公式情報と無料教材にまとめています。
4,685回の記録とWebニュースへ移った過程
全7,031回のうち、Webニュースは4,685回
hanasoの学習サマリーには、これまでに受講した教材と回数が記録されています。
hanasoの学習サマリー。全7,031回のうち、Webニュースを使ったレッスンは4,685回でした。
2026年8月8日に確認した主な受講回数は、次のとおりです。
| 教材・レッスン | 受講回数 |
|---|---|
| Webニュースを使ったレッスン | 4,685回 |
| フリートーク | 515回 |
| TOEICボキャブラリ | 336回 |
| 英会話フレーズ(中級編) | 333回 |
| SIDE by SIDE book4 | 288回 |
| SIDE by SIDE book3 | 229回 |
| ビジネス英会話 | 192回 |
| News in Levels | 130回 |
Webニュースは、2位のフリートーク515回の約9.1倍です。全レッスンの66.6%、約3回に2回はWebニュースを選んできた計算です。
ただし、2013年からWebニュースだけを受講してきたわけではありません。SIDE by SIDE book1〜4は合計655回、英会話フレーズ初級・中級は合計415回。基礎教材だけで合計1,070回受講しています。
この基礎があったからこそ、現在はWebニュースを使って講師と意見交換できるようになりました。
最初からWebニュースを読めたわけではない
私の教材履歴を振り返ると、学習方法は大きく4段階に分かれます。
最初からWebニュースを選んだのではなく、基礎教材を繰り返してから段階的に移行しました。
| 時期 | 主に使っていた教材 |
|---|---|
| 2013〜2014年 | 体験用テキスト、SIDE by SIDE book1〜3 |
| 2015〜2017年 | SIDE by SIDE book4、英会話フレーズ、旅行英会話、TOEICボキャブラリ |
| 2018〜2019年 | News in Levels、ビジネス英会話、Webニュースなどを併用 |
| 2020年以降 | 9割以上がWebニュース |
2013年から2017年までは、Webニュースを一度も選んでいません。
2018年に初めて76回受講し、2019年には259回。2020年には734回中680回、92.6%がWebニュースになりました。
| 年 | 全レッスン | Webニュース | 割合 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | 432回 | 76回 | 17.6% |
| 2019年 | 720回 | 259回 | 36.0% |
| 2020年 | 734回 | 680回 | 92.6% |
| 2021年 | 700回 | 683回 | 97.6% |
| 2022年 | 693回 | 663回 | 95.7% |
| 2023年 | 686回 | 665回 | 96.9% |
| 2024年 | 711回 | 664回 | 93.4% |
| 2025年 | 683回 | 623回 | 91.2% |
| 2026年8月8日まで | 382回 | 372回 | 97.4% |
数字を見ると、2018年から2020年にかけて、基礎教材からWebニュースへ移ったことがよく分かります。
News in Levelsのゴールドバナナが自信になった
Webニュースへ進む前に使っていたのが、News in Levelsです。同じニュースを難易度別の英語で学べ、学習状況に応じてバナナを描いたメダルが表示されます。
私も繰り返し受講し、ゴールドバナナを獲得しました。
画面の「100回」と教材別履歴の「130回」が一致しない理由は分からないため、この記事では獲得したメダルだけを紹介します。
ゴールドバナナを見たときは、ゲームを一つクリアしたような達成感がありました。それ以上に大きかったのは、
そろそろWebニュースへ進んでも大丈夫かもしれない。
と思えたことです。
当時、hanasoの主なテキストを一通り終え、講師との会話も以前よりスムーズになっていました。同じ教材をもう一度復習するより、毎日内容が変わるニュースから簡単そうな記事を選んでみよう。そう考え、2018年11月からWebニュースを使い始めました。
初心者向けの記事の選び方
最初は政治・経済・医療の記事を避けた
私が主に使っているニュースサイトは、Japan TodayとThe Mainichiです。
Webニュースを始めた頃は、レッスン前に記事へざっと目を通し、自分にも読めそうな記事を選んでいました。特に難しいと感じたのは、政治、経済、医療です。専門用語が多く、ニュースの背景まで理解しないと内容が頭に入ってきません。
意外に難しかったのが、食べ物の記事です。親しみやすそうに見えますが、比喩や慣用表現が使われることがあり、初心者だった頃の私には簡単ではありませんでした。
反対に読みやすかったのは、日本で起きたニュースとスポーツの記事です。日本のニュースなら、すでに日本語で背景を知っていることがあります。すべての英単語が分からなくても、知識で内容を補えます。
現在は2記事を3分以内で選んでいる
私は現在、1日に2回レッスンを受けることが多いため、レッスン前に2つの記事をまとめて選びます。
- フィリピンに関係している
- 面白そうだと感じる
- 自分が知りたい内容である
- 講師の趣味や仕事に関係している
- 講師と意見を交換できそう
Japan TodayとThe Mainichiの見出しを確認し、この基準で選ぶため、2記事でも3分はかかりません。レッスンルームが開いたら、使用する記事のURLをチャットへ貼り付けます。
私は1講師につき1記事と決めています。同じ記事を繰り返したほうが単語の定着にはよいのではないかと試したこともありますが、私には楽しくありませんでした。
楽しくなければ、続かない。
新しい記事なら、毎回新しい話題、表現、講師の意見に出会えます。私にとっては、その新鮮さが継続につながりました。
フィリピンや講師に関係する記事を優先する
私が優先的に選ぶのは、フィリピンに関係するニュースです。hanasoの講師と共通の話題になり、現地で暮らす人の意見を聞けるからです。
災害や社会問題など、暗いニュースを選ぶこともあります。それでも、レッスンが暗いまま沈黙した経験はありません。講師が自虐的な雰囲気で、
That’s the Philippines!
と言い、そこから現地の事情を話してくれることがあります。
講師の趣味や仕事に関係する記事も、会話を広げやすい題材です。講師の出身地から話題を作る方法は、「地球の歩き方 フィリピン」を使った自己紹介でも紹介しています。
性的な話題と宗教の記事は選ばない
私は、性的な話題と宗教に関する記事を避けています。講師との関係や考え方によっては、相手を不快にさせる可能性があるためです。
記事を選ぶときは英語の難易度だけでなく、相手と気持ちよく話せる話題かも考えます。Webニュースレッスンは、自分一人の読解練習ではありません。相手がいる会話だからです。
私のWebニュースレッスン25分間
初心者の頃は予習し、現在は分からない単語だけ調べる
Webニュースを始めた頃は、レッスン前に記事を読み、分からない単語を調べていました。
現在は英語力が上がり、分からない表現があっても臨機応変に対応できるため、事前の予習をほとんどしていません。Google翻訳のChrome拡張機能を使い、分からない単語だけを選択して意味を確認します。
具体的な操作は、Google翻訳のChrome拡張機能の使い方で画像つきで紹介しています。
記事全体の意味を確認したい場合は、以前はGoogle翻訳、最近はChatGPTも利用しています。ただし、最初から全文を日本語にすると、英語から内容を推測する練習ができません。まず英語のまま読み、必要な部分だけ補助ツールを使っています。
約3段落ごとに区切り、講師との会話を増やす
私の普段の進め方は、次のとおりです。
完読を目標にせず、約3段落ごとに区切って講師との会話を増やします。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 0〜5分 | 挨拶、今日の出来事、アイスブレーク |
| 5〜24分 | 記事を約3段落ずつ音読し、理解度問題と意見交換を繰り返す |
| 24〜25分 | レッスンのまとめ、新しく学んだ単語の確認 |
記事は黙読ではなく、私が声に出して読みます。以前は講師が先に読み、そのあとを私が読む方法を繰り返していました。
しかし、記事全体を先に読むと、音読だけでかなりの時間を使います。せっかく講師と話せるのに、会話の時間がほとんど残りません。
そこで現在は、私が約3段落読んだところで、
Let’s pause there.
と伝えて区切ります。hanasoの講師がよく使っていた表現をまねし、私も使うようになりました。
区切ったあとは、内容を確認するcomprehension questionsと、意見を尋ねるopinion questionsへ進みます。私から講師へ意見を聞くこともあります。
平凡な一言で終わらせず、あえて少し大げさな意見を伝えることもあります。講師が「本当に?」と反応すれば、そこから理由を説明する会話が始まるからです。
記事を最後まで読めなくても問題ない
約3段落ごとに意見交換していると、25分間で記事を最後まで読めないことがあります。私は、それで全く問題ないと考えています。
hanasoはニュース記事を完読するためのプラットフォームではなく、英語で会話するためのサービスです。
記事を全部読めなくても、英語で楽しく話せたなら成功。
予定していた記事を終わらせることより、講師の話を聞き、自分の言葉で答えることを優先しています。同じ記事を次回に持ち越すことも、基本的にはありません。
間違いはチャットに残してもらう
Webニュースでは、記事を理解するだけでなく、発音や文法を直してもらうことも大切です。私は講師に、次のように伝えています。
Please type my mistakes and corrections in the chat box.
私の間違いと訂正内容を、チャットボックスに入力してください。
hanasoのレッスンルームでチャットへ入力された内容は、レッスン履歴から後日確認できます。
実際の履歴には、講師が新しい単語や訂正内容を残してくれています。
- be scrapped
- ruffle feathers
- live in a bubble
- streamline boarding
これまでは、会社の昼休みにスマートフォンで履歴を開き、復習する程度でした。しかし、この記事を書きながら、最近は復習が不足していることに気づきました。
今後は、次の短時間復習を試します。
2回分の記事を選ぶ:約3分
↓
講師がレッスンルームを開くまで、前日の履歴を見る
↓
チャットに残った単語を3つ確認する
↓
そのうち1つを、今日のレッスンで使う
新しい勉強時間を増やすのではありません。記事を選んでからレッスンが始まるまでの待ち時間を、復習時間へ変えます。実践結果がまとまったら、この記事へ追記する予定です。
記事から会話が広がった実例
マクドナルドの記事がジョリビーの話になった
2026年8月5日には、米国マクドナルドの売上に関する記事を選びました。
McDonald’s reports slower U.S. sales in 2nd quarter
ビジネスに関する内容で、自分の英語レベルにも合っていると感じたからです。
講師へ「フィリピンでは、マクドナルドとジョリビーのどちらが人気ですか?」「あなたはジョリビー派ですか?」と質問しました。
そこから、なぜ日本にはジョリビーの店舗がないのか、ジョリビーのスパゲティはなぜ甘いのか、フィリピンのファストフードではライス付きのメニューが身近であることなど、話題が次々と広がりました。
記事を読むだけなら一人でもできます。ニュースからジョリビーの話へ脱線し、講師の経験や意見を聞き、自分の考えを伝える。この雑談こそが英語のアウトプットになり、会話力を伸ばしてくれます。
農業記事から講師の養鶏の話を聞けた
hanasoには、米作りや鶏の飼育を副業にしている講師もいます。その講師とは、日本の養鶏場における鳥インフルエンザ対策について話しました。
日本では感染が確認されると、感染拡大を防ぐために多くの鶏を殺処分し、販売できなくなる場合があります。その話を聞いた講師は、
そんなことになったら倒産しちゃうよ!
と驚いていました。
さらに、鶏を運ぶトラックを買えず、乗用車に鶏を数羽ずつカゴへ入れて運んだ経験も話してくれました。車内に臭いが残り、子どもが車に乗るたびに車酔いするようになってしまったそうです。
このような話は英語のテキストには載っていません。ニュースをきっかけに、講師自身の仕事や生活について質問したから聞けた、生きた話です。
初対面でも会話を広げやすい講師の選び方は、hanasoのお気に入り講師5人の見つけ方で紹介しています。
Webニュースで身についた力と現在の課題
「質問に答える力」が国際会議でも役立った
Webニュースを続けて身についたのは、ニュースを読む力だけではありません。
記事の内容を確認する質問と、自分の意見を尋ねる質問へ繰り返し答えることで、相手の質問を理解し、自分の考えをまとめて話す力が身につきました。この経験は、海外出張や国際会議でも役立っています。
ネイティブが話す速い英語を、すべて聞き取れるわけではありません。質問が理解できないときは、私は次のように伝えます。
My English is not very good, so please use simple words and speak slowly when asking me questions.
私の英語は上手ではないので、質問は簡単な言葉で、ゆっくりお願いします。
国際会議でも、質疑応答の前にこの一言を伝えました。質問者は分かりやすい表現で、ゆっくり質問してくれました。
理解できない質問を、自分が理解できる形に言い直してもらう。そして、自分の言葉で回答する。これが、Webニュースレッスンを通じて身についた力です。
会社以外の人とつながれる場所になった
私の会社の従業員は全員日本人です。職場では、日本人と日本語で、毎日似たような話題を話します。
しかし、hanasoでは、さまざまな年齢、仕事、生活背景を持つフィリピン人講師と話せます。農業、災害、教育、経済、食文化など、普段の職場では出てこない話題について意見を交換できます。
私にとってhanasoは、英語を勉強する場所だけではありません。会社以外の人とつながれる、もう一つの人的ネットワークです。この楽しさが次の予約と約13年の継続につながりました。
講師との関係を英語学習の継続につなげる方法は、オンライン英会話を続ける「トモダチ作戦」でも紹介しています。
4,685回受講しても、まだ伸びしろがある
私の学習方法は完成していません。今も知らない単語や表現はたくさんあります。
最近は読みやすい記事ばかり選んでいる気がします。同じ表現を繰り返し使い、表現の幅が増えていないことや、スピーキングに比べてライティングが弱いことも課題です。
約13年続けてきた今でも、自分の学習方法を振り返り、改善する余地があります。
まとめ:ニュースは読むものではなく、話すための材料
私は2013年10月27日にhanasoを始め、2026年8月8日までに7,031回のレッスンを受講しました。そのうち、Webニュースは4,685回、全体の66.6%です。
しかし、最初からWebニュースを読めたわけではありません。基礎教材を1,070回受講し、News in Levelsで自信をつけたあと、2018年11月からWebニュースへ進みました。
私が大切にしていることは、次の5つです。
- 最初は背景を知っている日本のニュースを選ぶ
- 記事は約3段落ごとに区切る
- 理解度問題だけでなく、講師と意見を交換する
- 記事を最後まで読めなくても気にしない
- 間違いや新しい単語をチャットへ残してもらう
Webニュースの目的は記事を完読することではなく、記事をきっかけに講師と英語で会話することです。
マクドナルドの記事がジョリビーの話になっても、農業記事が講師の車に残った鶏の臭いの話になってもよいのです。予定どおりに進まなかった雑談の中に、生きた英語があります。
これから挑戦する方は、まず自分が6割くらい理解できそうな記事を一つ選んでください。3段落ほど読んだら、こう言って区切ってみましょう。
Let’s pause there.
そこからが、本当のWebニュースレッスンの始まりです。
約13年・2,900時間以上hanasoを利用して感じたメリットとデメリットは、hanasoを約13年続けた正直な感想にまとめています。