初対面のhanaso講師と会話が続かない?「地球の歩き方 フィリピン」で出身地から話題を広げる

初めて受講する講師との自己紹介で、こんな経験はありませんか?

講師から、

I live in Legazpi.

と言われても、レガスピがフィリピンのどこにあるのか分からない。

何が有名な町なのかも知らないため、

Oh, I see.

と答えただけで、そのまま話題が終わってしまう。私にも、何度もありました。

そこで私がレッスン中に使っているのが、「地球の歩き方 フィリピン」です。旅行へ行くためではなく、オンライン英会話の話題やフリートークのネタを見つけるために使っています。

この記事では、私が実際に使っている2016~17年版の写真とレガスピ講師との会話をもとに、本の使い方、話題の広げ方、初心者がそのまま使える5つの質問を紹介します。

※記事内の書籍情報は、2026年8月11日時点で確認した内容です。

結論:講師の出身地を会話の入口にする

初対面の講師と話が続かないとき、面白い話を無理に用意する必要はありません。

講師が教えてくれた出身地や住んでいる町を「地球の歩き方 フィリピン」で探し、そのページから質問を一つ見つければ十分です。

  1. 講師が住んでいる地域を聞く
  2. 地図で場所と紹介ページを探す
  3. 観光、食事、交通などから一つ質問する

場所を確認して終わらず、「何が有名ですか?」「どんな料理がおすすめですか?」と質問できれば、自己紹介から自然に会話を広げられます。

講師との相性を初回レッスンで判断する方法は、hanasoのお気に入り講師5人の見つけ方でも紹介しています。

私がレッスンで使っている「地球の歩き方 フィリピン」2016~17年版 私がレッスン机に置いている2016~17年版。現在も地名や歴史の確認に使っています。

「地球の歩き方」が話題作りに向く理由

Googleマップでは場所の次の質問が見つからなかった

以前の私は、講師が住んでいる町をGoogleマップで調べていました。地名を入力すれば、おおよその場所は分かります。

しかし、実際のオンライン英会話で使うと、次の問題がありました。

  • 地名を正しく入力できない
  • マウス操作に気を取られる
  • 地名が見つかるまで沈黙してしまう
  • 場所が分かっても、次の質問が思いつかない
  • レッスン画面と地図を行き来し、講師の話に集中できない

Googleマップで分かるのは、基本的に「どこにあるか」です。町の歴史、産業、観光名所、食べ物、マニラからの行き方など、会話を広げる材料が足りませんでした。

場所を確認したあと、そのまま話題を探せる

「地球の歩き方 フィリピン」には、フィリピン全体の地図と各都市を紹介するページが掲載されています。

講師が「レガスピに住んでいます」と話したら、私は地図を開き、次のように質問します。

Where in the Philippines is Legazpi located?
レガスピはフィリピンのどこにありますか?

地図には都市を紹介するページ番号も載っています。そのページを開けば、次の話題を一冊の中から探せます。

  • 町の成り立ちや歴史
  • 主な産業
  • 観光名所
  • レストランやホテル
  • マニラからの移動方法
  • 近隣の町や島

「地球の歩き方 フィリピン」の巻頭にある折り込み地図。都市名の横に紹介ページ番号が載っている 都市名の横にあるページ番号を使えば、レッスン中でも紹介ページをすぐに開けます。

一般的な旅行ガイドより地方都市の情報が多い

フィリピンの旅行ガイドブックなら、何でもよいわけではありません。

一般的な旅行ガイドはマニラやセブなど、旅行者に人気の場所が中心です。講師が住んでいる地方都市については、ほとんど情報が載っていないことがあります。

一方、「地球の歩き方」は比較的小さな都市も紹介しています。

調べる方法 分かること レッスンで困る点
Googleマップ 場所や周辺地図 会話の話題までは見つけにくい
一般的な旅行ガイド 人気観光地や有名店 地方都市の情報が少ない
地球の歩き方 地方都市、歴史、文化、産業、交通 掲載情報が古い場合がある

巻末にはフィリピンの歴史、経済、信仰、文化、政治などの情報もあります。大人同士のフリートークで、仕事や暮らし、社会の話まで広げられる点も便利です。

実際にレッスンで使う方法

本をカメラで見せる

講師の自己紹介が終わり、私が話す順番になったら、本をカメラに映します。

Let me look up the area where you live in my guidebook.
あなたが住んでいる地域を、私のガイドブックで調べてみますね。

自分が住んでいる町を、日本人の生徒がその場で本を開いて調べている。これだけでも、講師は興味を持ってくれます。

本の情報を一方的に読み上げるのではなく、情報を一つずつ取り上げ、講師の反応を見ながら質問します。

レッスン中にガイドブックをカメラへ映して、講師に見せている様子 本をカメラへ見せながら、「あなたの町について調べてみます」と伝えます。

レガスピ講師から聞けた、ガイドブックにない話

レガスピ出身の講師と話したとき、本を見ながら町について質問しました。

講師によると、自宅は海辺から徒歩10分ほどの場所にあるそうです。私は海の近くならビーチがあると思いましたが、講師からは、

海には近いけれど、ビーチではないのが残念なんだ。

という話を聞けました。

さらに、近くには洞窟があり、洞窟探検ツアーを主催している会社もあるそうです。洞窟の中で水中を泳いで進む場所もある、かなり冒険的なツアーだと教えてくれました。

これは、地図で場所を確認しただけでは聞けなかった話です。ガイドブックをきっかけに質問したからこそ、実際に住んでいる人の話まで聞けました。

メトロマニラの講師とは共通の場所を探す

講師の自己紹介では、

I live in Metro Manila.

と聞くこともよくあります。しかし、メトロマニラはかなり広く、マニラ地区、エルミタ、マラテ、パサイ、マカティなど、さまざまな地域があります。

私は仕事でマカティを訪れた経験があるため、講師が近くに住んでいると分かれば、訪問した施設やショッピングモールについて話します。

すると講師から、

私もときどき、そこへ行くよ。

という反応が返ってくることがあります。お互いに知っている場所が一つ見つかるだけで、初対面でも会話は盛り上がります。

古い2016年版でも会話のネタになる

私が使っているのは2016年版です。

最新版への買い替えも考え、実際に書店で手に取りました。レストランの情報は大幅に更新されていましたが、地名、歴史、都市の基本情報には大きな変化がないと感じたため、現在も2016年版を使っています。

ただし、古いガイドブックの店舗情報を、現在も正しい情報として決めつけてはいけません。私は古い情報そのものを質問に変えています。

Is this restaurant still open?
このレストランはまだ営業していますか?

This guidebook was published in 2016. Has this area changed?
このガイドブックは2016年に発行されました。この地域は変わりましたか?

「昔は有名だったけれど、今はもう閉店したよ」「この辺りには新しい店がたくさんできたよ」という話が聞ければ、古い情報も立派な会話のネタになります。

2026年8月時点で、公式サイトにはD27「フィリピン マニラ セブ ボラカイ ボホール エルニド 2024~2025年版」が掲載されています。これから購入する方は現行版を選ぶとよいでしょう。

地球の歩き方公式サイト(新しいタブで開きます)

初心者が使える5つの質問と時間の目安

そのまま使える5つの質問

初対面の講師との自己紹介では、次の質問を用意しておくと便利です。

What part of the Philippines do you live in?
フィリピンのどの地域に住んでいますか?

Where in the Philippines is Legazpi located?
レガスピはフィリピンのどこにありますか?

What is Legazpi famous for?
レガスピは何で有名ですか?

How long does it take to get there from Manila?
マニラからそこまで、どのくらいかかりますか?

What local food do you recommend?
おすすめの郷土料理は何ですか?

私は女性講師に質問するときも、いきなり、

Where do you live?

とは聞かず、

What part of the Philippines do you live in?

と、少し広い地域を尋ねています。

私の経験では都市名まで教えてくれる講師が多いですが、詳しく答えたくない人もいるかもしれません。講師が広い地域だけを答えた場合は、それ以上詳しい住所を聞かないようにしましょう。

自己紹介は3~5分で十分

この方法を使うために、25分間すべてをフリートークにする必要はありません。最初の自己紹介で3~5分ほど使えば十分です。

ただし、話が盛り上がったら、そのままフリートークへ変えてもよいと私は考えています。

私はWebニュースレッスンを予約していても、自己紹介が盛り上がり、そのまま教材を使わずに25分間話してしまうことがあります。

予定していた教材ができなくても、失敗ではありません。英語を使って相手と楽しく話せたなら、それは立派なアウトプットです。

無料体験前の準備や初心者向け教材は、hanaso無料体験前に確認したい公式情報と教材で紹介しています。

「地球の歩き方」を使うことも小さなPDCA

この方法も、私が毎日のレッスンで続けている小さなPDCAの一つです。

  • P:講師の出身地から、話題を一つ探す
  • D:本を見ながら実際に質問する
  • C:講師の反応を見て、話が伝わったか確認する
  • A:次の質問を覚え、次回のレッスンでも使う

講師が旅行へ行ったときにも本を開いて場所を確認し、次回のレッスンで、

Did you visit ○○?

と質問します。

講師が楽しそうに話してくれれば、こちらも楽しくなります。楽しい会話が次の予約につながり、英語を話す時間を増やしてくれました。

お気に入り講師との関係を継続につなげる方法は、オンライン英会話を続ける「トモダチ作戦」でも紹介しています。

まとめ:相手の町に興味を持つと、自己紹介は盛り上がる

出身地から会話を広げる4ステップ:町を聞く→本で探す→質問する→会話が広がる 講師の町を聞き、本で探し、一つ質問する。この流れが会話の入口になります。

初対面の講師と話が続かないときは、講師が教えてくれた出身地や町に興味を持ってみてください。

「地球の歩き方 フィリピン」があれば、場所だけでなく、歴史、文化、産業、観光、食事、交通から次の質問を見つけられます。

自分が外国人へ日本語を教える立場で考えると、生徒が日本のガイドブックを開き、自分の町を探してくれたらうれしいですよね。講師も同じだと思います。

私自身が、こうした小さな工夫を積み重ねて約13年間hanasoを続けてきた話は、約13年続けた私のhanaso体験記にまとめています。

まずは次のレッスンで、講師が住んでいる地域を一つ聞いてみてください。その一つの質問が、自己紹介を楽しい会話へ変えてくれます。